今日はWavesのVSTプラグイン「DeBreath」を紹介します。
ミイ息継ぎの「スッ」って音が目立っちゃうの。1個ずつ手で音量を下げてたら、みぃ、日が暮れちゃうよぅ…
この記事では、DeBreathの仕組み・基本の使い方・自然に仕上げるコツまでをまとめます。
DeBreathの概要・特徴
DeBreathは、ボーカルのブレス(息継ぎ)音を自動検出して、メインの声から分離・処理する専用プラグインです。公式ページによれば、ブレスノイズ検出を行うユニークなテンプレート照合型アルゴリズムを採用しており、オーディオ信号の他の部分に影響を与えずにブレスだけを処理できます。ボーカル・ナレーション・アフレコなどの収録素材で使え、手作業の大幅な時短になります。
テンプレート照合型のブレス検出
息の音の特徴パターンと照合して、ブレスだけを自動検出する。
グラフ表示(Breath/Energy)
どこがブレスとして検出されたかを視覚的に確認できる。
Voice/Breath独立モニタリング
声だけ・ブレスだけを切り替えて聴き、誤検出がないか確かめられる。
ルームノイズ補正
ブレスを下げた箇所が不自然な無音にならないよう、部屋のノイズ感を補える。
基本の使い方


- ボーカルやナレーションのトラックにDeBreathをインサートします(Monoコンポーネント)。
- 再生してグラフのBreath表示を見ながら、ブレスが正しく検出されているか確認します。
- Breathモニターでブレスだけを聴き、歌の子音などが誤検出されていないか確かめます。
- ブレスをどれだけ下げるかを調整します。完全に消すより数dB下げる方が自然です。
- 下げた箇所が不自然に静かになったら、ルームノイズ補正で隣接部分とのつながりを整えます。
用途別の使い方の目安
| 目的 | 使い方の目安 |
|---|---|
| 歌ものボーカル | 数dB下げに留め、表現としてのブレスは残す |
| ナレーション・オーディオブック | 深めに処理して聴きやすくする。長尺でも自動検出で一括処理できる |
| アフレコ・台詞収録 | 台詞間の息を整理し、セリフの輪郭をクリアに保つ |
よくある質問
Q. DeEsserとの違いは?
担当するノイズが違います。DeEsserはサ行の歯擦音(高域の瞬間的な刺さり)、DeBreathは息継ぎの音が対象です。どちらも気になるボーカルでは併用が定番です。
Q. 手でオートメーションを書くのとどっちがいい?
数箇所なら手作業でも構いませんが、曲全体や長尺ナレーションでは自動検出の方が圧倒的に速いです。DeBreathで一括処理し、気になる箇所だけ後から手で直す折衷が現実的です。
Q. いくらで買える?
定価は17,380円ですが、Wavesはセールが非常に多く、2026年8月確認時点では7,040円でした。現在の価格は下記の公式ページで確認してください。
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