今日はWavesのVSTプラグイン「Kramer HLS Channel」を紹介します。
アヤノ打ち込みの音がデジタルでのっぺりしていて、質感が物足りないんです。温かみを足すいい方法はないでしょうか?



そういうときの定番がHLSだよ。伝説のエンジニアEddie Kramerと共同開発で、ロンドンのOlympic Studioで使われたHelios卓をモデリングしている。甲いサチュレーションとファットな低域が乗る、70年代ロックの音の正体だね。
この記事では、HLSの仕組み・基本の使い方・質感作りのコツまでをまとめます。
Kramer HLS Channelの概要・特徴
Kramer HLS Channelは、伝説のプロデューサー/エンジニアEddie Kramerと共同開発された、Heliosミキシングコンソールのモデリングプラグインです。公式ページによれば、ロンドンのOlympic Studioで使用され、Rolling Stonesのモバイルトラックにも搭載された卓を細心の注意を払ってモデリング。「甲いサチュレーション、高域のプレゼンス、ファットな低域のブースト」を再現します。
Mic&Lineプリアンプドライブ
入力を突っ込むほどサチュレーションが乗り、デジタルの素材に実機的な質感が加わる。
EQ(バイパスモード付き)
Helios卓由来のEQで音作り。EQだけオフにしてプリの質感だけ乗せる使い方もできる。
アナログノイズ/ハムのシミュレーションとVUメーター
実機の振る舞いまで含めて再現。不要ならノイズはオフにできる。
基本の使い方


- 質感を加えたいトラック(ボーカル・ドラム・ギターなど)にHLSをインサートします。
- プリアンプのドライブを少しずつ上げ、サチュレーションの乗り具合を聴きながら決めます。
- EQで高域のプレゼンスや低域のファット感を足します。質感だけ欲しいときはEQバイパスモードにします。
- VUメーターを見ながら入出力のバランスを整え、バイパスと聴き比べて仕上げます。
用途別の使い方の目安
| 目的 | 使い方の目安 |
|---|---|
| 打ち込み素材の質感アップ | ドライブを軽く乗せてデジタル臭さを和らげる |
| 70年代風ロックの音作り | ドラムやギターにドライブ深め+EQで低域をファットに |
| ミックス全体のアナログ感 | 全トラックに薄く挿して卓を通したようなまとまりを作る |
よくある質問
Q. Helios卓って何?
1970年代のロンドンを代表するレコーディングコンソールです。公式によればOlympic StudioやRolling Stonesのモバイルトラックで使われ、70年代の多くの名盤の録音に使用された機材がモデリング元になっています。
Q. ノイズシミュレーションは切ってもいい?
はい。実機の雰囲気を重視するならオン、クリーンに仕上げたいならオフで構いません。特に全トラックに挿す場合はノイズが積み重なるのでオフ推奨です。
Q. いくらで買える?
定価は26,180円ですが、Wavesはセールが非常に多く、2026年8月確認時点では6,160円(76%OFF)でした。現在の価格は下記の公式ページで確認してください。
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