今日はWavesのVSTプラグイン「L2 Ultramaximizer」を紹介します。
アヤノL1は使っているんです。L2は何が違うのでしょうか?
この記事では、L2の仕組み・マスターでの使い方・L1との関係までをまとめます。
目次
L2 Ultramaximizerの概要・特徴
L2 Ultramaximizerは、ハードウェアのオリジナルプロセッサーをプラグイン化したブリックウォール・ピークリミッターです。公式ページでは「今もなお愛されるデジタル・ヴィンテージ・リミッター」と紹介され、ミキシング・マスタリングの両方で使われます。
ブリックウォール・ピークリミッティング
設定した天井を絶対に超えないリミッター。音圧上げの土台になる。
ARC(Automatic Release Control)
素材に合わせてリリースを自動制御。Manualとの切り替え式で、深めのリダクションでも歪みにくい。
IDR™+ディザー
9段階のノイズシェイプフィルター付きディザーでビット再クオンタイズ。CDや配信向けの16bit書き出しでも質感を保つ。
基本の使い方


- マスタートラックの最終段にL2をインサートします(ディザーを使うので一番後ろ)。
- 出力の天井を設定します。配信向けなら-1dB程度に留めておくと安全です。
- 入力側を少しずつ突っ込み、ゲインリダクションが数dB振れる程度まで音圧を上げます。
- リリースはまずARCに任せ、歪みっぽさやポンピングが気になったらManualで調整します。
- 16bitで書き出す場合はIDRのディザーを有効にしてからエクスポートします。
用途別の使い方の目安
| 目的 | 使い方の目安 |
|---|---|
| マスターの音圧上げ | 最終段で数dBのリダクションに留めると自然。ARCの自動リリースが土台 |
| ドラムバスなどのピーク処理 | 浅かけで突発的なピークだけを押さえ、後段の処理を安定させる |
| CD・16bit納品 | IDR+ノイズシェイプディザーでビット深度を落としても質感をキープ |
よくある質問
Q. L1とどちらを使うべき?
どちらもピークリミッティング+音圧最大化という同じ系統の定番です。L2はハードウェア機のプラグイン化という出自が特徴。使い勝手の詳細はL1 Ultramaximizerの解説記事と読み比べてみてください。
Q. マスター以外にも使える?
はい。公式もミキシングでの使用を想定しており、ドラムバスやボーカルバスのピーク処理にも使えます。ブリックウォールの安心感があるので、後段の処理や書き出しが安定します。
Q. いくらで買える?
定価は22,660円ですが、Wavesはセールが非常に多く、2026年8月確認時点では6,160円(73%OFF)でした。現在の価格は下記の公式ページで確認してください。
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