今日はWavesのVSTプラグイン「X-Hum」を紹介します。
ヒバリ……録音に「ブーン」って低い音がずっと乗ってる。これ、消せる?
この記事では、X-Humの仕組み・基本の使い方・Xシリーズの使い分けまでをまとめます。
目次
X-Humの概要・特徴
X-Humは、電源に起因するハムノイズや、ランブル(低域のゴロゴロ音)・DCオフセット・機械ノイズを除去する専用プラグインです。公式ページでは「電源に起因するハムノイズを素早く除去する」と説明されています。
8つのハーモニック・ノッチ・フィルター
ハムの基音とその倍音列に沿って並ぶノッチで、「ブーン」をまとめて除去する。
周波数とアンプリチュード・アッテネーションのディスプレイ
どの周波数をどれだけ削っているかを視覚的に確認できる。
オーディオ/インバース・モニター
処理後の音と、除去した成分だけを切り替えて聴き比べられる。
基本の使い方


- ノイズを取りたいトラックにX-Humをインサートします。
- ハムの基音周波数を設定します。電源由来なら録音した地域の電源周波数(東日本50Hz/西日本60Hz)が出発点です。
- 倍音側のノッチを必要なだけ効かせ、「ブーン」が消えるまで調整します。
- インバース・モニターで削った成分だけを聴き、音楽成分が混ざっていないか確認します。
- 低域のランブルやDCオフセットが気になる場合も、同様に低域側を処理して仕上げます。
Xシリーズの使い分け
| 製品 | 得意なノイズ |
|---|---|
| X-Hum(本記事) | 「ブーン」という電源ハム・ランブル・DCオフセット |
| X-Click | 単発の大きめな「プチッ」(クリック) |
| X-Crackle | 数サンプル単位の細かい「パチパチ」(クラックル) |
| X-Noise | 「サー」という定常ノイズ(ヒスなど) |
よくある質問
Q. 50Hzと60Hz、どちらを選べばいい?
録音した場所の電源周波数に合わせます。日本ではおおむね静岡の富士川を境に東日本が50Hz、西日本が60Hzです。海外録音の素材ならその国の電源周波数を確認しましょう。
Q. 「サー」というノイズも消せる?
それはヒスなどの定常ノイズで、X-Humの守備範囲外です。サー系は姉妹製品X-Noiseの領分なので、ノイズの種類に合わせて使い分けましょう。
Q. いくらで買える?
定価は22,660円ですが、Wavesはセールが非常に多く、2026年8月確認時点では6,160円でした。現在の価格は下記の公式ページで確認してください。
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