こんにちは、DTM音楽研究家イボGです。
少しでも楽曲制作の作業効率をあげたい!
って思っており、制作時のツールもよく見直しをしています。
今回は『DTM作業を効率化』できるパソコン用の周辺機器や入力デバイスをまとめした。
私自信ガジェット大好きで、これまでに色々と購入しては失敗…。
を繰り返してきました(毎度毎度、嫁に怒られますが…)。
失敗例
こんな感じで、身の丈に合っていないハイエンド機器を導入して痛い目に…。
私のこれまでの反省点・経験を活かして、不要な投資を避けられるように、経済的で効果的なパソコン周辺機器をまとめました!
良く使う操作内容
DAWで良く使う操作といえば、例えば以下のようなものでしょうか。
- 通常操作画面
- クリップの分割
- トラックの挿入
- クリップのバウンス
- 画面の切替(ピアノロール、イベント、コンソール等)
- ピアノロール画面
- 譜面入力
- 入力音符長の切替
- クォンタイズ
以下の作業を効率化できれば、作業がスムーズに進むということになります。
これらの作業をできるだけ、少ない手数で進められるようにマクロボタンに割り当てたりすることが望ましいですね。
キーボード編
マクロキー搭載ボード
冒頭のTwitterで54マクロキーボードをご紹介しました。
好きなキーや複数組み合わせたキーを所定のマクロキーにプログラムできるキーボード。
例えば、以下はLogicoolのG510Sという商品です。
定価で約14,000円以上とキーボードとしては衝撃レベルの高価格ですが、標準のキーボードに加え、『Ctrl + C』などあらかじめ自由に割り当てることができるマクロキーが18個で更に3通りのバリエーションを切り替えられる(計54個のマクロキー)という優れモノでした。
販売終了となった現在でも愛用者が多いためか、Amazonで新品99,080円(2019.11時点)という恐ろしい値段で販売されています…。
ただ、実際には6マクロキーしか使っていなかったのですよね…。
しかしながら実はこの商品、かなり気に入っていました。
私はこんな使い方をしていた
- ピアノロール画面で入力音符の長さをすぐ切替
全音符、2分音符、4分音符、8分音符、16分音符、32分音符など、これらの切替をマウスで選択せずに一瞬で切り替えるためのショートカットキーを使っていました。
たったそれだけなの?
そう思われるかもしれません。ですが、誤ってキーボードのケーブルをスチールラックに挟んで切ってしまい、使えなくなった後のDTMが相当面倒になりました。
つまり、これだけでも相当の効率化ができていたことが分かりました。
あまり売れなかったのか、現在はこれだけの数のマクロボタンが付いたキーボードは販売されておらず、私が調べた限りでは6つの割当キーが付いているキーボードぐらいです。
Logicool『G105』
Amazonで12,000円ほどでした。(2019)
プログラマブルテンキーを使用する
通常使用するキーボード+マクロキーという組み合わせでは、値段が高いし、今ではマクロキーの数もなんか微妙…。
それでもなんとか良い商品が無いかと、地道に色々と検索しているうちに辿り着いたのが、以下のキーボードです。
SANWA 「NT-19UH2BK」
2019年11月現在、Amazonでも3,756円ぐらいです。
素晴らしいのが、以下の画像のとおり、22つのキーに好きな機能を自分で割り当てることができます。
SANWAサプライのサイトはこちら
また、分からなくならないように、キーボードと蓋(キャップ)の隙間に文字シールなどを入れられます。
イメージができないという場合は以下の動画を見てみてください。
このキーボードの導入により、今までどおり入力音符長を瞬時に入力できるようになったため、音楽制作をかなり効率化することができました。
これなら値段も安いから比較的検討しやすそうだね!
マウス編
マウスの場合は、標準的なタイプでは多くても5ボタンの製品が主流です。
一般的なマウスボタン
- 左クリック
- 右クリック
- マウスホイール
- 戻る
- 進む
ですが、ネットゲーム、動画編集、DTMなど様々な用途でニーズがあり、ボタンの数は様々ですが、マクロボタンが付いたマウスが売られています。
ボタンの数はどのぐらいが適切か
こちらも冒頭のTwitterでご紹介しましたが、12個のサイドボタンを含めて計20個のボタンを搭載したマウスが今のところ最多ボタン数のマウスではないでしょうか。
Logicoolの「G600」という商品です(値段約6,000~8,000円)。
使用するソフトウェアやシーンに合わせて3つのプラグラムを切り替えることができるので、とても万能です。
しかしながら…20ボタンも機能を割り当てた所で、「どのキーがどの機能か」分からなくなってしまい私は結局使いこなせませんでした。というかほぼネタです笑
こちらの製品はキーボードとは異なり、現在も流通していることが確認できたので、意外と使いこなしている猛者がいるのかもしれません。
しかも、この製品がすごいのは、3種類のプログラムを切り替えることができるので、例えば通常のネット検索用、DTM用、動画編集用など、ソフトごとにショートカットキーをあらかじめ割り当てておくことで、効率的に作業を進めることができます。
これはボタンの位置を覚えるのに一苦労!!
サイドボタンは結局2つぐらいしか使えていませんでした(汗
マウスにボタンはあまり要らない
私の場合の結論ですが、マウスには、あまり高機能のものは不要かと思っています。
ボタンの数が多い分、操作性が途端に悪くなり、かえって作業速度が落ちました。
そこであまり割り当て可能なボタンが多くないモデルもご紹介したいと思います。
ELECOMのM-XG3DLBK
以下のELECOM製のマウスはワイヤレスかつ、3つのボタンについて自由に割り当てが可能となっています。
値段も、2019年11月現在では、Amazonでも4,380円ぐらいでした。
激推しマウス
なお、私が今使っているのが以下のマウスで、自信を持っておすすめできる商品です。
ELECOM M-DUX30
自在に割り当てできるボタンが7つと丁度よく、5種類のプログラムを切り替えることができるので、様々な場面やソフトウェアに対応することができているので、かなり満足しています。
最初はボタンの割り当てリストを作って手元に置いていましたが、7つほどのボタンであれば、何とか使ううちに覚えて使いこなすことができました。価格も2,000円程度と素晴らしいコストパフォーマンスです。壊れた時用に予備で買ってしまったぐらいのお気に入りです。
さいごに
いかがでしたか。
パソコン周辺環境にまではあまりこだわっていないという方もいらっしゃるかもしれませんが、是非見直してみることをお勧めします。
自分に合った環境を見つけて、頑張りましょう。