【Wavesプラグイン】「Kramer Pie Compressor」の概要と使用場面、使い方

今日はWavesのVSTプラグイン「Kramer Pie Compressor」を紹介します。

「Kramer Pie Compressor」とは、Waves社が開発したコンプレッサープラグインの1つです。このプラグインは、Eddie Kramerというレコーディングエンジニアが手がけたレコーディング機材「Pyramid Audio PIE」の特性を再現しており、ウォームなサウンドやアナログ的な特性が特徴的です。

Kramer Pie Compressorは、マルチバンド・コンプレッション機能を備えており、4つの帯域を独立してコンプレッションすることができます。また、L/Rチャンネルを独立して処理することができるため、ステレオ感を生かしたコンプレッションが可能です。

「Kramer Pie Compressor」とは、Waves社が開発したコンプレッサープラグインの1つで、Eddie Kramerというレコーディングエンジニアが手がけたレコーディング機材「Pyramid Audio PIE」の特性を忠実に再現することを目的としています。このプラグインは、ウォームでアナログ的なサウンドを生み出し、ヴィンテージ感あふれる音響空間を再現することができます。

このプラグインは、ボーカルやギター、ドラムなどの楽器、また楽曲全体にかけることで、アナログ感やウォームなサウンドを演出することができます。また、コンプレッション機能とともに、Gain、Mix、Headroomなどのパラメータを調整することができます。Kramer Pie Compressorは、特にロックやブルースなどの音楽ジャンルで広く使われています。

目次

「Kramer PIE Compressor」の使い方

Kramer Pie Compressorには、ユーザーが設定することのできるパラメータが豊富に用意されています。

まず、Threshold(閾値)やRatio(比率)などの基本的なコンプレッションパラメータがあります。また、各帯域ごとにThresholdやRatioを設定することができるため、細かい調整が可能です。

さらに、AttackやReleaseといったパラメータに加え、Sidechainフィルターや、Dry/Wetバランスを調整するMixパラメータ、そして、Output GainやHeadroomといった出力レベルに関するパラメータも用意されています。

Kramer Pie Compressorは、ウォームなアナログサウンドを実現するためのプラグインであるため、デジタルサウンドをアナログサウンドに近づけるためのエフェクトとして利用されることが多いです。また、シンプルな操作性と、クラシックなサウンドが人気を集めているプラグインの1つです。

なお、Kramer Pie Compressorは、Eddie Kramerが手がけたレコーディングエンジニアリングの技法を忠実に再現するため、スタジオでのレコーディングから、マスタリングまで、様々なシーンで使用することができます。

では早速各パラメーターの動きを紹介いたします。

パラメータ内容
METERINPUT(入力)、OUTPUT(出力)、GR(ゲインリダクション)
ANALOGノイズが入る(意図的に入れたい以外は切る)
THRESHOLD圧縮を始める音量レベル(スレッショルド)を設定する
OUTPUT出力レベルを設定する
DECAY TIMEAttack Timeに相当
COMPRESSION RATIO圧縮比率を調整する

デモ動画

公式販売サイト

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