【Waves】L1 Ultramaximizerの使い方徹底解説|音圧を上げる定番マキシマイザー(リミッターとの違いも)

はじめまして。DTM音楽研究家のイボGです。

今回の📖テーマ

今日はWavesの📖VSTプラグイン「L1 Ultramaximizer」を紹介します。

このみ

Wavesの📖リミッタープラグインは必需品!

Wavesではリミッター製品を多数📖リリースしていますが、マキシマイザーと名前のつく音圧向上専用のプラグインも販売しています。特に、L1 Ultramaximizer はまさにリミッターの進化型で原音の変化を極小に抑えた状態で、オーディオの平均レベル(RMS )を劇的に大きくしてくれます。

また、Waves 独自の新技術「IDR」機能を搭載しており、📖ディザ📖ノイズシェイピングを統合したオーディオ処理の最終プロセスを最適化し、手軽で魔法のような効果を得ることができるため、一度使ってしまうと二度と手放せなくなる人気のプラグインで、私の楽曲の📖プロジェクトの大半の📖マスタートラックはこのプラグインを挿入しています。

リミッタープラグインは楽曲のクオリティを決定づける重要な📖エフェクトだと思っていますので、色々と購入していますが、未だにWavesのリミッタープラグインを使わないことはありません。

製品の特徴

  • オーディオ先読み(ルックアヘッド)による優れたピークリミッティング機能
  • 📖マスタリングにも最適なビット解像度(24・20・16・12・8)の最適化
  • 調整可能なリリースタイム、オートリリース機能の搭載
  • IDR(Increased Digital Resolutionディザー)
  • 2コンポーネント付属(L1 Ultramaximizer, L1 Ultramaximizer +)
  • Wavesの主要バンドルに含まれている(収録状況は公式で確認)
  • 単品では定価17,380円、セール時は6,000円前後(2026年8月確認時点)
ちびイボG

どのプロジェクトのマスター📖トラックでも使用しています。
このVSTもWaves25周年記念でデザインが変わり、気に入っています。

目次

概要・基本的な使い方

それではL1 Ultramaximizerの基本的な使い方を学んでいきます。

L1 Ultramaximizerの使い方を把握する

 L1 の使い方は非常に簡単で、個別のトラックもしくはマスタートラックの最終段にL1 を📖インサートします。

その後、「📖Threshold(スレッショルド)」スライダーをドラッグして下げるだけで、オーディオの平均レベルがどんどん上がります。また、オーディオの最大レベルを常に先読みしますので、デジタル📖クリップは一切なく、リミッター特有のノイズの増加や📖コンプレッション感もほとんどありません。📖ビットレートコンバート時にオーディオデータの最適化を簡単に行える点も、他社製品にはないアドバンテージとなっています。

<ポイント>
●個別のトラックに使用して📖ミックスの中で際立たせることができる。
●ミックスの最終工程であるマスタリングにおけるファイナルプロセッサー(最終エフェクト)として最適
📖波形編集ソフトなどで、オーディオデータのキャラクターを極力変えずに音量を大きくすることができる。

🎛️L1 Limiter
CPUの負荷はL1 プラグイン中最小であり、個別のトラックに使用する場合に推奨されているプラグイン。
L1 Ultramaximizer
📖ミックスダウン時の最終調整やマスタリングなどにおいて、マスタートラックに使用する場合はこちらを使用することが推奨されている。IDR セクションはこのプラグインでのみ利用可能であり、📖CPU負荷もL1 プラグイン中最大となっている。

※Limiter はmono 入出力版とstereo 入出力版が、L1 Ultramaximizer +はstereo 入出力版があります。

各パラメーターについて

では早速各パラメーターの動きを紹介いたします。

Waves L1 Ultramaximizerの画面
25周年記念モデルの画面により華やかな印象に変わった

リミッターセクション

ピークリミッターセクション

  • 「Out Ceiling」で出力される最大音量を事前に設定しておきます
  • 次に「Threshold」フェーダーを下にドラッグし、大きなレベルの音楽を得たい場合は深めに設定し、ピークを抑える程度であれば、浅めに設定を行います
  • 「Release」は基本的に最短の「1ms」で問題ないですが、長めに増やしていきながら好みのサウンドになったところで止めるのが一般的な調整方法で通常は「3ms〜7ms」の範囲に収まることが多いです
  • 「L1」のかかり具合は「Attenuation」で確認することができ、メーターが触れている場合は、リミッティングが動作していることを示しています

IDRセクション

  • 「Quantize」はファイルの最終フォーマットに合わせます。例えばオーディオCD形式で出力する場合は、16Bitを選択します
  • 「Dither」は「Type1/Type2/None」から選択します。「Type1」はオールラウンドに使用可能で、「Type2」は📖ダイナミックレンジが広く、静寂なサウンドが多い場合にノイズが目立たないようにプログラムされています。
  • 「IDR」はオーディオ信号を最適化するよう、人間の耳にはほとんど聞こえないランダムノイズを追加します(ノイズシェイプ機能とも呼ばれます)。「Normal」は標準的な設定、「Moderate」は軽いノイズシェイプ、「Ultra」ではマスタリングを前提とした強いノイズシェイプを行います。なお、Ultraは他のプログラムに比べて高音のレベルを増加させるので、注意が必要です

DitherやShapeの設定によるサウンドの変化は極めて微量なものですが、全く変化がないわけではありません。特にディザはサウンドの音量が小さいパートを2〜3分程度聞いて判別することが推奨されています。

用途別セッティングの目安

迷ったときの出発点として、3つの定番パターンを紹介します。

目的設定の目安
マスターの音圧上げ(定番)Out Ceilingを-0.1〜-0.3dBFSにしてからThresholdを徐々に下げる。ゲインリダクションが常時深く刺さらない程度(目安数dB)に留めると自然
個別トラックのピーク押さえCPU負荷の軽いL1 Limiterを使い、Thresholdは浅め。📖音色を変えずに飛び出たピークだけ押さえる
📖書き出し前の仕上げQuantizeを書き出し先のビット数(CDなら16bit)に合わせ、DitherはType1から試す。L1は必ずチェーンの最終段に

よくある質問

Q. マキシマイザーとリミッターは何が違う?

リミッターは「ピークが上限を超えないよう押さえる安全装置」、マキシマイザーはその仕組みを使って「ピークを押さえながら全体の音圧(平均レベル)を持ち上げる」ことに特化したツールです。L1はルックアヘッド(先読み)で歪みなく音圧を稼げる、マキシマイザーの元祖的存在です。

Q. L2やL3との違いは?

L2はハードウェア由来のアルゴ📖リズムでより滑らかに、L3はマルチバンド化で帯域ごとにリミッティングできる上位版です。L1は最もシンプル・軽量で、「迷ったらまずL1」が今も定番です。

Q. いくらで買える?

定価は17,380円ですが、Wavesはセールが非常に多く、2026年8月確認時点では6,160円でした。現在の価格は下記の公式ページで確認してください。

動画と販売サイトについて

YoutubeのDAW LESSONチャンネルで解説動画がありますので、掲載しておきます。

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