こんにちは、DTM音楽研究家イボGです。
2019年10月29日に、老舗プラグインメーカーWavesよりV11へのアップデート情報が公開されました。
現時点で公開されている『アップグレードの内容や移行手順、注意点』などをまとめました。
Wavesのサブスプリクションのような制度、「WUP(Waves Update Plan)」に対応していれば、この機会にアップグレードができます。
WUPってそもそもなんだっけ?という方はこちらのサイトを参考にしてください。
有効期限が切れてしまっていても、追加料金を支払うことで再度アップデートプログラムに加入することができます。
Twitterなどから既に移行している方の情報を確認し、慎重に対応しましょう。
Waves V11アップデートまとめ
アップグレードを始める前に、アップグレードに対応している環境を確認しましょう。
強化された主要な内容
- 最新OS、DAWへの対応・サポート
- プラグインパフォーマンスの向上(詳細)
- 1400以上のアーティストプリセット追加(一覧)
- バンドル製品へのプラグイン追加
- R-EQ、R-Channelへの周波数アナライザの搭載
- Renaissanceシリーズのデザイン一新
バンドル製品へのプラグインの追加
Platinum、Diamond、Horizonは以下のプラグインが追加されました。
OneKnob Pumper
MetaFilter
Greg Wells ToneCentric
さらに、バンドル製品によって以下の内容が追加されます。
Diamond:Cobalt Saphira
Horizon:WLM Plus Loudness Meter
Mercury, Pro Show, SD7 Pro Show:Infected Mushroom Pusher
Renaissanceシリーズのデザイン一新
Rシリーズ計8製品のデザインが一新されました。
デザインは好みが分かれるかもしれませんが、スキンを変更できます。
- ライトモード
- ダークモード
- レガシーモード
サポートできるDAW・OSなどの確認を
CPU
Intel Core i5/i7/Xenon 等
Memory
8GB RAM
Drive
8GBの空き容量
画面解像度
最小:1024×768
推奨:1280×1024、1600×1024
mac OS
10.12.6 – 10.15
Wavesで不具合のあったmacIS Catalinaに対応しました。
Windows OS
Windows10 64bit
サポートDAWソフト(50音順)
- Ableton Live 10.1
- Audition 12
- Bitwig Studio 3
- Cakewalk by BandLab 2019
- Cubase 10
- Digital Perfromer 10
- Premiere Pro 13
- Final Cut Pro X
- FL Studio 20
- Garage Band 10
- Komplete Kontrol 2
- Logix Pro X
- Main Stage 3
- Maschine 2
- Media Composer 2019
- Nuendo 10
- Pro Tools 2018、2019
- Pyramix 11
- REAPER 5
- Reason 11
- Samplitude Pro X4
- Sequoia 14
- Studio One Proffesional 4
- WaveLab 9.5
インストール手順
Waves Centralのインストール
Wavesのプラグインは、Waves Centralで一括管理しているため、最新版(V11.0.40)のダウンロードとインストールが必要となります。
既にインストールされている方は起動するだけで最新版のインストールを促すメッセージが表示されますので、そこからインストールをしてください。
Waves Centralダウンロードページはこちら。
さいごに
Waves V11のアップデートが短い期間でリリースされて、早速トライしている方もいますが、一方で、Twitterでも戸惑いの声が上がっており、バージョンを据え置く方などもいるようです。
以前私も、V9からV10にアップデートする際、プラグインが読み込まれなくなり、せっかく調整したパラメーターなどが全部ふっとんだ経験があります(笑)
OSとの相性により、現在使えていない!
という方以外は、緊急性がないと思いますので、よくよく調べて、自分にあった方法を慎重に選んでください。
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