1979
1995年二枚組大作『Mellon Collie and the Infinite Sadness』収録で、ドラムマシン主体の珍しいアレンジが特徴の名曲。ライブドラムではなくプログラムドラム(Roland TR系のシーケンスに近い4つ打ち)を基本にしており、バンドらしい生感が排除されたことで浮遊するグルーヴが生まれている。ギターはコーラスエフェクト(50〜60msのショートディレイを左右に分けたステレオコーラス)を深くかけたクリーントーンで、中高域(2〜4kHz)に集中させることでドラムマシンの機械的なビートと浮き上がる対比を作っている。ボーカルは最小限のコンプ設定で会話的な近さを保っており、リバーブはホール系(decay 1.5〜2秒)を薄くかけた程度で親密さを損なわない処理。DTMでのオルタナロック・ドリームポップ制作においてドラムマシンとギターバンドの質感ミックスとコーラスエフェクト活用設計の参考になる。
