📝 概要

LDH所属の16人組ダンス&ボーカルグループ。メンバー数の多さを活かしたパワフルなパフォーマンスが特徴。

お気に入りの曲

No.1

Lightning

2017年のデビューシングルで、LDH/EXILEファミリー伝統のダンスミュージックにトラップ的手法を融合した作品。ビートはトラップ定番の3連符ハイハット(1/16三連)とキック+スネアの組み合わせで、キックは808スタイルの長めのサブ成分(40〜70Hz)が特徴的。サビではサイドチェインコンプによりシンセパッドが4つ打ちのキックに合わせてポンピングし、ダンス向けの「引っ張られる」グルーヴを作っている。複数ボーカリストの掛け合いにはオートチューン系ピッチコレクションが薄くかかっており、全体の統一感を保ちつつ各メンバーのキャラクターを際立てる処理設計。DTMでのJ-ヒップホップ・ダンストラック制作において808サブキックの低域設計とサイドチェインパンプの実践的参考になる。

No.2

Fandango

THE RAMPAGEの高い演奏力とダンスパフォーマンスを軸にしたEDM寄りのアッパーチューン。プロダクションはEDMのビルドアップ→ドロップ構造を採用しており、ドロップ直前に音量・フィルターを急絞りしてからリリースするエネルギー蓄積設計が特徴的。リード音はシンセのPWM(パルス幅変調)またはスーパーソウ波形を複数レイヤーしてユニゾンデチューン(±8〜15cent)で広がりを作っている。ボーカルは16人グループの強みを活かしたユニゾン+ハーモニー多重録音で、バス成分(250Hz以下)をカットして中高域(1〜4kHz)で存在感を確保するミックス処理。DTMでのEDM・ダンスミュージック制作においてドロップ設計のエネルギー管理とボーカルのミックス帯域整理の実践参考になる。

No.3

LA FIESTA

ラテン・フィエスタのタイトル通り、打楽器的なリズムパターンとホーン系音色を前面に押し出したお祭り感覚のアップテンポナンバー。プロダクションにはマリンバ系の音色(攻撃的なアタックと短いリリース設計)と金管楽器サンプルが使われており、ブラスは中高域(800Hz〜2kHz)に帯域を絞ってコンプでサステインを均一化したポップス向け処理が施されている。リズムはデンボウ(reggaeton由来の2拍子オフビート強調)またはポリリズム風のパーカッションレイヤーで構成され、J-ポップに南米のグルーヴを接合した編曲が特徴的。多人数ボーカルは各パートのダイナミクスをVCA系コンプで揃えた後に1〜2セント微妙にピッチをずらしたユニゾン重ね録りで統一感と厚みを両立。DTMでのラテンフュージョン・J-ポップ制作においてパーカッションレイヤーとブラスの帯域整理手法の参考になる。

No.4

Storm Rising

「嵐が来る」タイトル通りの緊張感あるビルドアップとパワフルなサビが特徴のダンスチューン。プロダクションはオーケストラヒット系サンプルとシンセブラスを組み合わせたシネマティック要素が強く、弦系パッドのリバーブ設定はホール系(プリディレイ40〜60ms、ディケイ2〜3秒)で空間の広さを演出。ドラムはスネアに強めのルームリバーブ(スモールスタジオ系、0.4〜0.8秒)をかけてスタジアム感を出す典型的なLDH系サウンド設計。ラップセクションとサビの音量差は6〜8dBで、サビ前のブレイクダウンで音量を一時的に落としてからドロップするエネルギー蓄積構造を採用。DTMでのシネマティックダンスポップ制作においてオーケストラヒットとシンセブラスの組み合わせ設計とスタジアムスネアのリバーブ処理の参考になる。

No.5

Code Red

「非常事態」のタイトルを反映した緊迫感のあるサウンドデザインが特徴のハードなダンスナンバー。シンセリードはディストーション系ウェーブシェーパーを通したアグレッシブな音色で、倍音が2〜5kHz帯に強調されたパリッとした質感が前面に出ている。ドラムはゲートリバーブ気味の短いスネアとキックのパターンを基本に、フィルイン箇所でタム系を重ねてライブ感を演出。ラップボーカルは複数パートを1トラックずつバウンスしてから1〜2dBの差で配置し「前後の奥行き」を表現するミックス処理が施されている。2小節ごとに少しずつ音量が上がるオートメーション設計(ベロシティグラジェント)によりクライマックスへの引力を作り出している。DTMでのハードなダンスポップ・ヒップホップ制作においてシンセリードのウェーブシェーパー歪みと多人数ボーカルの奥行き配置設計の参考になる。

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