ワールド・民族
カッワーリー
Qawwali
かっわーりー
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特徴
カッワーリーは、12〜13世紀頃に南アジアへ伝わったイスラーム神秘主義(スーフィズム)の宗教歌謡から発展したジャンルで、パキスタンや北インドの聖者廟(ダルガー)での儀礼・巡礼と深く結びついてきました。 リード歌手(カッワール)と合唱の掛け合い、長い即興的フレーズ、手拍子とタブラ/ドーラクが生む反復的なリズムによって、聴衆を恍惚状態へ導くトランス的な音楽性が特徴です。 歌詞は神や預言者、聖者への賛歌や神秘的な恋愛詩が中心で、ナスラト・ファテ・アリー・カーンらの活躍により、20世紀後半以降は映画音楽やワールドミュージックとして世俗的な形でも広く楽しまれています。
代表的なアーティスト
- Nusrat Fateh Ali Khan
- Rahat Fateh Ali Khan
代表曲
- Mustt Mustt
- Allah Hoo
DTMでの再現ポイント
編成/リズム・構成
- 典型的な編成はリードボーカル1~2人、コーラス数人、ハルモニウム(リード兼)、タブラやドーラクなどの打楽器+手拍子なので、DTMではリードVo・コーラス・ハルモニウム系音源・タブラ/ドラムパート・手拍子トラックを最低限用意する。
- リズムはタールと呼ばれる循環拍子(例:8拍、10拍、12拍など)を基盤に、テンポを徐々に上げながら盛り上げる構造が重要。イントロ~ゆっくり目で始め、中盤以降はクラップと打楽器の音数を増やして加速させることで、トランス感を再現する。
- 曲の構成は「器楽的イントロ⇒ソロの導入詠唱⇒コーラスとのコール&レスポンス⇒テンポアップしたクライマックス」という流れが定番。Aメロ/サビというより、同じ詩句やフレーズを反復しながらダイナミクスでドラマを作る意識を持つ。
- 手拍子は全員ユニゾンだけでなく、アクセント位置をずらしたり、2人分だけオフビート寄りに配置するなどしてポリリズム風にすると、ライブの熱量に近づきやすい。
メロディ/ボーカル・サウンド
- メロディはラーガ(インド音楽の旋法)的な上行・下行パターンを持ち、細かい装飾音やポルタメントを多用するので、ピッチベンドやポルタメントを積極的に使い「滑るような音程変化」を入れる。完全にスケールに縛られず、半音~微分音的な揺れを表情として許容する。
- リードボーカルは即興的アドリブ(ターン)を頻繁に挟みつつ、コーラスとのコール&レスポンスでフレーズを受け渡すのが要。このため、コーラス用のフレーズを短く決めておき、リードが自由に歌っても戻れる“サビ的掛け声”を用意しておくとアレンジしやすい。
- 歌詞は本来ウルドゥー語やペルシア語の神秘詩だが、DTMでオリジナルを作る場合も、同じフレーズを何度も繰り返して意味よりも響きとリズムを強調するとそれらしい雰囲気になる。音節数とアクセント位置がリズムにしっかり乗るように調整する。
- ミックスではボーカルとハルモニウムを前面に出し、タブラ/手拍子を中域で支えつつ、ルーム~中規模ホールのリバーブで全体をひとつの空間にまとめる。低域は控えめで、2~5kHz付近の声と打楽器のアタックを活かすと、ライブ会場のような押し出しが出る。
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qawwali
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