こわれる
2008年セルフタイトルアルバム収録の代表的シューゲイザーナンバー。ケンゴマツモトのギターはトレモロアームによるピッチ揺れを多用しており、フィードバックとウォール・オブ・サウンド的な音壁が楽曲全体を覆う。ギタートラックは少なくとも4〜6層で重ねられており、各々のピッチ精度を微妙にずらすことでコーラス的な広がりを生み出す(意図的な非同期チューニング)。ボーカルはディストーションギターと同じ中域帯に置かれ、歌声がもう一つのテクスチャーとして機能する構成。DTMでのシューゲイザー制作において轟音ギター層のステレオ幅(L→R広げ)とボーカルの埋め込み深さの設計参考になる。
