こんにちは、DTM音楽研究家のイボGです。
今回はたまたまご縁があって、以前アップロードした楽曲をミックス・マスタリングのプロにエディットしていただきました。
そこで、自分で手掛けたデータとプロのデータを比較してみようというものです。
では早速、音源の比較をしながら、ポイントを見てみましょう!
イボGによる音源
まず、こちらが2014年に作成した楽曲のイボGバージョンです。
一旦、何も考えずに聞いてみてください。
■イボGの音源
プロのエディットによる音源
では、続いてプロのエンジニアの方に即興で仕上げていただいたデータです。
■手がけて頂いた音源
どうです?(笑)聞いた瞬間思わず笑ってしまいました。
手間の関係もあり、ある程度まとまったオーディオファイルでしかお渡しはしていなかったので、内心こんなに変わっているとは想像すらしていませんでした。
イボG版は、どのフレーズも同じようなバランスで平坦な感じで、素材だけで炒めた料理みたいになっています。
また、クセでどうしてもコード感を強くしてしまうので、歌が主役ということを意識できていません。
一方の、エンジニア版はさすがプロですね。
出すべきポイントをきちんと押さえているので、メリハリと立体感とまとまり感が全然違いますね。
もっと勉強したいと思った瞬間でした。
2020年新たに手を施していただきました
色々と比較(お勉強)
- キックが思ったよりかなり出てます(自分の中では意外)
- ベースはサブベースを付加したような感じ? 強調されてますね!!
- コード感を演出するエレピ・アコギは割と控えめ
- サビの流れるようなシンセが煌びやかになって表に出てきています
- アウトロのアルペジオシンセもディレイが割りと強めに聴いてます
まず、聴いた瞬間の音圧も思わず笑いましたが、空間の使い方が・・・。
メリハリとまとまり方がこうもハッキリと違うものですね。
傾向として、自分は作るのに夢中になりすぎて、コード感の強い楽器(アコギ・ピアノ等)を前に出してしまう傾向があるみたいなので、そこを抑え目にする必要があるのだと今回は学びました。
あくまで歌がメインという事を色々な書籍で読むはずなのに、実践すると逆三角形と前後感の定位が作れていないですね。
<ミックス・マスタリングを手掛けていただいたエンジニアさん>
Studio Mocha(NoriSakamoto氏)
https://soundcloud.com/nori-sakamoto
この場を借りてお礼申し上げます。
やはり、ミックス・マスタリングは専門のエンジニアの方にお任せした方が遥かに素晴らしいクオリティのものができあがります。
皆さんも「これぞ!」という楽曲があったら、お願いすることを検討してみてください。
ぜひ気になった方は連絡・依頼等をよろしくお願いいたします。