今日はWavesのVSTプラグイン「C4 Multiband Compressor」を紹介します。
アヤノ普通のコンプだと、低音を押さえたいだけなのに高域まで一緒に引っ込んでしまいますよね。帯域ごとに分けて扱う方法はないのでしょうか?
この記事では、C4の仕組み・基本の使い方・定番の使いどころまでをまとめます。
C4 Multiband Compressorの概要・特徴
C4は、4バンドのコンプレッサー・エキスパンダー・リミッター・EQを帯域ごとに使い分けられるマルチバンド・ダイナミクスプロセッサーです。公式ページでは「マルチバンド・ダイナミクス・プロセッシングのパワーハウス」と紹介され、Renaissance CompressorとC1のテクノロジーを組み合わせ、ダイナミックEQとスタンダードなEQも搭載しています。ARC(自動リリース制御)特許技術とDynamicLine表示で、動作が目で見えるのも特徴です。
4バンドのフルパラメトリック処理
帯域ごとにコンプ/エキスパンダー/リミッター/EQを選んでかけられる。クロスオーバーとQ幅は可変。
DynamicLine表示
各帯域が今どれだけ動いているかをラインで視覚化。聴覚と目の両方で追い込める。
ARC+32bit浮動小数点出力
リリースの自動制御と高精度処理で、透明なかかり方を保つ。
基本の使い方


- 帯域ごとに動きを制御したいトラック(ボーカル・ベース・2mixなど)にC4をインサートします。
- クロスオーバーを素材に合わせて調整し、制御したい帯域を切り出します。
- 気になる帯域だけにコンプをかけます。他の帯域はゲインリダクションゼロのままで構いません。
- DynamicLine表示を見ながら、狙った帯域だけが動いているか確認します。
- バイパスと聴き比べ、質感が変わりすぎていないか確認して仕上げます。
用途別の使い方の目安
| 目的 | 使い方の目安 |
|---|---|
| ボーカルの低域のモコモコ対策 | 低域バンドだけにコンプをかけ、声の胴は触らずに整理する |
| 2mixの帯域バランス補正 | 公式例のように「低域コンプ+中低域エクスパンション+中高域EQ+高域リミッティング」と帯域ごとに役割を分担させる |
| ベースの音量安定化 | 低域バンドのコンプでフレットごとのバラつきを押さえる |
よくある質問
Q. C1との違いは?
C1は1バンド(サイドチェーン対応)のコンプ/ゲート、C4はその技術をマルチバンド化した上位版という関係です(公式にRenaissance CompとC1のテクノロジーを組み合わせたと明記)。帯域ごとの制御が不要ならC1で十分です。
Q. マスタリングにも使える?
使えます。ただし帯域バランスそのものを変える処理なので、掛け過ぎるとミックスの意図が崩れます。最終段の音圧上げはリミッター(L1/L2/L3など)に任せ、C4はその手前の帯域補正役とするのが定番です。
Q. いくらで買える?
定価は17,380円ですが、Wavesはセールが非常に多く、2026年8月確認時点では7,040円(59%OFF)でした。現在の価格は下記の公式ページで確認してください。
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