Mr. Brightside
2004年『Hot Fuss』収録のデビュー曲にして20年以上英チャートに残り続ける不朽の名曲。プロデューサーFloodによるシンセのイントロは、Juno-106系のパッドをアタック最速・ディケイ中程度に設定した音色で、コーラス直前にゲートを閉じるリズムトリックがグルーヴ感を生む。ボーカルはセンター定位で、軽いスラップディレイ(約120ms)が空間感を与えつつ声の輪郭を保つ。ドラムは80年代的なゲートリバーブ(GX-3000風)処理が混在しており、ポストパンク復興サウンドの2000年代的再解釈がわかる。DTMでシンセとギターを同じ楽曲内で共存させる際の帯域棲み分け設計の参考になる。
