Waves API 550の550Aと550Bは「バンドが3本か4本か」の違いではありません。選べる周波数の目盛りそのものが別に引かれていて、550Aは1バンド5点・全15点、550Bは1バンド7点・全28点。550Aの高域は15kHzで止まり、550Bは20kHzまで伸びます。この記事では、公式マニュアルの記載に沿って、この目盛りの引かれ方と、そこから決まる選び分けを解剖します。
想定読者は、すでにAPI 550を持っている人と、ヴィンテージ系EQを1つ買うか迷っている人です。操作手順ではなく「なぜその値しか選べないのか」「その制約が何を保証しているのか」を扱います。API Collection 全体(550A/550B・560・2500 の3製品)の概要と基本操作は、入門側の記事 【VST解説】伝説の名機を再現!Waves「API Collection」の使い方と概要について で扱っています。まずコレクションの全体像から知りたい方はそちらを先にどうぞ。
仕様・数値の一次資料はWaves公式ユーザーガイド『Waves API 550 User Manual』(英語)ですが、この資料には2つの版があり、この記事では版を書き分けています。①Wavesが現在配布している版(全14ページ。PDFの最終更新は2023年7月)。以下ではこれを「現行ガイド」と呼びます。②製品に同梱されている版(全20ページ。最終更新は2011年9月)。以下ではこれを「2011年版」と呼びます。本文の範囲・初期値は現行ガイドを基準にしました。本稿が両版の内容ページ(第1〜3章と巻末Appendix A・B)を1行ずつ突き合わせたところ、変わっていたのは次の4点です——(1) 初期値が7項目で書き換わった(550AのMid Band FrequencyとHigh Band Frequency、550BのLow/Low Mid/High Mid/High Band Frequency、そして出力セクションのAnalog)、(2) Bandpass Filterの項から「範囲」「初期値」「フィルタータイプ」「カットオフ周波数」の4行が削られ、1行の説明文だけになった、(3) 冒頭のWelcome文が現行の定型文に差し替わった、(4) 末尾にWaveSystemツールバーの節(3.3)が新設された。この4点以外、つまりコントロールの顔ぶれ・ゲインの範囲・選べるカットオフ周波数の並びには差分が出ませんでした。初期値の7項目はいずれも本文と巻末Appendixの両方で同じ値に揃っているので、片方だけの誤植ではありません。20ページ→14ページの差は、2011年版の第4章「The WaveSystem」(p.14〜18の5ページ)が現行では3行の案内に置き換わったことと、末尾の白紙1ページ(2011年版p.20)が無くなったことで出ています。2011年版にしかない記述は消さずに、「2011年版ガイドでは」と年を添えて残しました。あわせて同梱の日本語版『Waves API Collection Native ソフトウェアユーザーガイド』(2011年版に対応する内容)も参照しています。編集部はこの製品を所有していないため使用感の描写はせず、ガイドで裏が取れない項目は書きません。
カホ「550Bのほうがバンドが多いから上位機」——この理解だと、550Aにしか無いバンドパスフィルターを一生使わないまま終わります。両者は上下関係じゃなくて、目盛りの引き方が違う別物です。
この記事でわかること
- 550Aと550Bで選べる周波数が具体的に何点あり、どこが重なり、どこが片方にしか無いのか
- ゲインが連続可変ではない理由と、パネルに刻まれている実際の目盛り
- プロポーショナルQが「強くかけても大丈夫」とマニュアルに書かせている理屈
- EQを切ってもアナログモデリングだけ残る「In」スイッチの使いどころ
API 550とは|何を解決する製品か
Waves API 550は、1つの製品名で2種類のEQを提供します。マニュアルの製品概要はこう定義しています。API 550Aは各バンド5つの固定カットオフ周波数を持つ3バンド・パラメトリックイコライザー、API 550Bは各バンド7つの固定カットオフ周波数を持つ4バンド・パラメトリックイコライザーです。
550Aについてマニュアルは「1960年代後半の伝説的な名機をモデリングした」と述べ、3つの重なり合う帯域に分割された計15カ所の周波数ポイントで、5段階のブーストが可能と説明します(3バンド×5点=15点)。高域と低域はピーキング(Bell)かシェルビング(Shelf)かを個別に選択でき、バンドパスフィルターは他の設定と無関係に挿入できます。
550Bは4つの重なり合うバンドを持ち、各バンドに7つの切り替え可能なフィルター周波数を備えます(4バンド×7点=28点)。マニュアルは550Bを「音色の可能性が無限に広がる、他に類を見ない多才なEQ」と位置づけています。
WaveShellによるコンポーネントは4つです。API 550A Stereo(3バンド・ステレオ)、API 550A Mono(3バンド・モノ)、API 550B Stereo(4バンド・ステレオ)、API 550B Mono(4バンド・モノ)。つまり550Aと550Bは1つのライセンスで両方入っており、どちらかを選んで買う製品ではありません。
設計思想:なぜこの効き方をするのか
1|連続可変を捨てて、目盛りを刻んだ
API 550のゲインは、550BのHigh Band Gainを除き、-12dB〜+12dB(2〜3dBステップ)、初期値0dBと規定されています(High Band Gain の初期値だけは Off で、これは両版で同じです。後述の550B表を参照)。ここで効いてくるのが、製品概要の「5段階のブーストが可能」という記述です。マニュアルp.8のパネル図を見ると、ノブの周囲に刻まれている目盛りは0/2/4/6/9/12で、ブースト側・カット側に対称に配置されています。0から12までを5段階で刻むと、間隔は2・2・2・3・3dB。本文の「2〜3dBステップ」と概要の「5段階」は、この目盛りで一致します。
連続可変ではないということは、値が飛び飛びでしか設定できないということです。そのかわり、同じ位置に確実に戻せます。周波数も同様で、指定された点以外は選べません。「だいたいこのへん」という状態が原理的に発生しない設計です。
2|プロポーショナルQ:Qは触るものではなく、結果として決まるもの
マニュアルは550Bの説明で、プロポーショナルQを「低ブースト設定の時は帯域幅を広く、高ブースト設定の時は狭く、自動でフィルター帯域幅を調整する」と定義しています。Qを操作するコントロールは、550A・550Bどちらのコントロール一覧にも載っていません。Qはゲインの従属変数として動きます。
この設計が何を保証しているかは、クイックスタートガイドの一文に端的に出ています。マニュアルは「API 550はプロポーショナルQをフィーチャーしているので、他のイコライザーで通常行っている以上にハードな処理を遠慮なく行ってよい」「もっともきついかけ方をしても、スムースでナチュラル、かつ音楽的なサウンドが得られる」と書いています。深くブーストするほどQが狭くなる=影響範囲が絞られるため、大きな値を入れても隣接帯域を巻き込みにくい、という理屈です。
また550Bの概要には「以前の処理を元に戻したり、音色の調整や逆の設定を試すことも自在に行える」とあります。ブーストとカットの特性が対称であることを指した記述です。



「±3dB以内に抑えるのが上品」という一般論は、このEQには当てはまりません。マニュアル自身が「遠慮なく強くかけろ」と書いている数少ないEQです。浅くしか使わないなら、プロポーショナルQという機構の代金を払っていないのと同じです。
3|EQを切っても色は残る——「In」とアナログモデリング
マニュアルは「In」を「EQのOn/Offを切り替えるが、アナログモデリングはそのまま残す」(範囲On/Off・初期値On)と説明しています。マニュアルp.7のインターフェイス図でも、パネル下部のINボタンに「EQをバイパスし、ノイズとハーモニクスだけを残す」という注記が付いています。
対になるのが出力セクションのAnalogスイッチです。こちらはアナログモデリングそのもののOn/Offで、同じp.7の図では「ノイズとハーモニクスをOn/Offする」と注記されています。つまり2つのスイッチで、EQカーブと色付けを独立に入り切りできる構造になっています。
ここで初期値は版によって逆になっています。現行ガイドはAnalogの初期値をOffと書いています(p.12の本文、および巻末Appendix A・Appendix Bの計3か所すべてがOff)。2011年版ガイドでは同じ3か所がすべてOnでした。つまり現行の初期状態は「EQは効くが、色付けは乗っていない」状態です。ノイズとハーモニクスを足したいなら、自分でAnalogをOnにしにいくことになります。逆に「EQは要らないが質感だけ欲しい」という使い方をするときは、AnalogをOnにしたうえでInをOffにする、という2手が要ります。
なお現行ガイドp.7のパネル図では、ANALOGのトグルスイッチは上(ON)の位置に描かれています。ただしこの図はWaveSystemバーに「Preset A」が読み込まれた状態で、初期状態のスクリーンショットではありません。本記事の初期値はすべて本文と巻末表の「Default」の記載を根拠にしています。
4|Trimは「表示」であり「操作」でもある
Trimはマニュアル本文で「出力信号の最大ピークレベルと、公称ゲイン(-0.1dBFS)からの距離を表示する」(範囲-inf〜0dB・初期値-inf)と説明されています。一方p.7の図の注記は「出力を公称ゲイン(-0.1dB)にトリムする」となっており、表示だけでなく出力を合わせ込む機能として書かれています。マニュアル内で説明の粒度が揃っていない箇所なので、本記事では両方の記載をそのまま示します。
全パラメーター
API 550A(3バンド・各5点=15点)
| コントロール | 範囲 | 初期値 |
|---|---|---|
| Low Band Gain | -12dB〜+12dB(2〜3dBステップ) | 0dB |
| Low Band Frequency | 50Hz/100Hz/200Hz/300Hz/400Hz | 50Hz |
| Mid Band Gain | -12dB〜+12dB(2〜3dBステップ) | 0dB |
| Mid Band Frequency | .4kHz/.8kHz/1.5kHz/3kHz/5kHz(フィルタータイプはBell) | 0.4kHz(2011年版は1.5kHz) |
| High Band Gain | -12dB〜+12dB(2〜3dBステップ) | 0dB |
| High Band Frequency | 5kHz/7kHz/10kHz/12.5kHz/15kHz | 5kHz(2011年版は7kHz) |
| Bandpass Filter | 50Hz〜15kHz(信号全体に適用) | Off(巻末Appendix Aの記載) |
| Low Shelf/Bell セレクター | Shelf または Bell | Shelf |
| High Shelf/Bell セレクター | Shelf または Bell | Shelf |
なお「In」は、マニュアルの記載上は次の550Bのコントロール一覧の側に置かれています。ただしp.7のインターフェイス図は550Aのパネル(パネル面に「550A EQUALIZER」と印字)を示しており、そこにもINボタンが描かれて注記が付いています。本記事では記載場所どおり550Bの表に載せましたが、図の上では550A側にも同じボタンが確認できる、という状態です。
API 550B(4バンド・各7点=28点)
| コントロール | 範囲 | 初期値 |
|---|---|---|
| Low Band Gain | -12dB〜+12dB(2〜3dBステップ) | 0dB |
| Low Band Frequency | 30Hz/40Hz/50Hz/100Hz/200Hz/300Hz/400Hz | 30Hz(2011年版は50Hz) |
| Low Mid Band Gain | -12dB〜+12dB(2〜3dBステップ) | 0dB |
| Low Mid Band Frequency | 75Hz/150Hz/180Hz/240Hz/500Hz/700Hz/1kHz(Bell) | 75Hz(2011年版は500Hz) |
| High Mid Band Gain | -12dB〜+12dB(2〜3dBステップ) | 0dB |
| High Mid Band Frequency | 0.8kHz/1.5kHz/3kHz/5kHz/8kHz/10kHz/12.5kHz(Bell) | 1.5kHz(2011年版は5kHz) |
| High Band Gain | -12dB〜+12dB(2〜3dBステップ) | Off(本文・Appendix Bとも「Off」と記載。両版で同じ) |
| High Band Frequency | 2.5kHz/5kHz/7kHz/10kHz/12.5kHz/15kHz/20kHz | 2.5kHz(2011年版は10kHz) |
| Low Shelf/Bell セレクター | Shelf または Bell | Shelf |
| High Shelf/Bell セレクター | Shelf または Bell | Shelf |
| In | On/Off(EQをOn/Offするがアナログモデリングは残す) | On |
出力セクション(550A・550B共通)
| コントロール | 範囲 | 初期値 |
|---|---|---|
| Pol(Polarity) | 0deg〜180deg(位相を180度シフト) | 0deg |
| Analog | On/Off(アナログモデリングのOn/Off) | Off(2011年版はOn) |
| Output | -18dB〜+18dB(0.1dBステップ) | 0dB |
| Trim | -inf〜0dB | -inf |
メーターは出力レベルをdBFSで表示し、2つのメーターの間にあるLEDは出力信号がクリップした際に点灯します。
なお、Bandpass Filterの項は現行ガイドで書き換わっています。2011年版ガイドのp.9では、この項に「範囲:50Hz-15kHz」「初期値:Off」に続けて、直前のHigh Band Frequencyとまったく同じ「フィルタータイプ:Shelf、Bell」「カットオフ周波数:5kHz、7kHz、10kHz、12.5kHz、15kHz」の2行が付いていました(同梱の日本語版p.8も同じ形です)。バンドパスフィルターにシェルビングの選択肢とカットオフ点が並ぶのは、直前の項目の記述が残ったものと読めます。現行ガイドではこの4行がまとめて削られ、「信号全体に50Hz-15kHzのバンドパスフィルターをかける」という1行の説明だけになりました。ただし巻末のAppendix Aには現行ガイドでも「Filter/Bandpass 50Hz-15kHz/Off」の行が残っているので、上の表の範囲と初期値はそちらを根拠にしています。
用途別・設定の始点
API 550のマニュアルは、楽器別の推奨dB値を提示していません。そのため以下は「dBをいくつにするか」ではなく、公開されている周波数グリッドから機械的に決まる、どちらのモデルのどのバンドに手を伸ばすかの表です。
| やりたいこと | 始点と、そう言える根拠 |
|---|---|
| 30〜40Hzの超低域を動かしたい | 550BのLow Band。550AのLowは最低が50Hzで、それ未満の点を持たない |
| 15kHzより上を持ち上げたい | 550BのHigh Band(20kHzまで)。550AのHighは15kHzが上端 |
| 75Hz〜1kHzを細かく選び分けたい | 550BのLow Mid Band。この帯域に7点(75/150/180/240/500/700/1k)が集中している |
| 低域や高域をシェルビングで処理したい | Low/High Shelf/Bellセレクターを使う(初期値はShelf。中域系バンドはBell固定) |
| 信号全体を50Hz〜15kHzに制限したい | 550AのBandpass Filter。初期値はOffで、他の設定と無関係に挿入できる |
| EQはかけずに質感だけ足したい | AnalogをOnにしてから、InをOffにする。Inは「EQのOn/Offを切り替えるが、アナログモデリングはそのまま残す」と規定されている。現行ガイドのAnalogは初期値Offなので、先にOnにする手が要る(2011年版の初期値はOn) |
| 色付けだけを足したい(EQは0dBのまま) | AnalogをOnにする。現行ガイドの初期状態ではアナログモデリングは切れていて、ノイズもハーモニクスも乗っていない |
| 出力を上限ぎりぎりに合わせたい | Trim。公称ゲインは-0.1dBFSと規定されている |
似た製品との使い分け
API 560との違いは、周波数の決め方です。550は各バンドで候補点から1つを選ぶ方式(550Aで15点、550Bで28点)。560は31Hz〜16kHzの10バンドが1オクターブ刻みで固定され、全バンドを同時に動かせるグラフィックEQです。ピンポイントで1点を選ぶなら550、カーブ全体を描くなら560という分担になります。
API 2500とは系統が別です。2500はThrust/Compression Type/可変Kneeを持つダイナミクスプロセッサー(コンプレッサー)で、EQではありません。同じAPIコレクションに含まれますが、550/560とは担当する処理が違います。
Q10のようなフルパラメトリックEQとの違いは、自由度の所在です。Q10は周波数もQも自分で決めます。550は周波数が固定点、Qはゲインに連動して自動で決まります。問題箇所を任意の周波数で外科的に削る作業はQ10側、決められた点で大きく動かして質感ごと変える作業は550側、と切り分けるのが仕様に沿った使い分けです。
よくある質問
Q. 550Aと550B、どちらを使えばいい?
4つのコンポーネントとして両方入っているので、素材ごとに選べます。判断材料になるのは仕様上の差です。550Bは中低域を担当するLow Mid Bandを1本余分に持ち、下は30Hz・上は20kHzまで点があります。550Aは点が15カ所と少ないかわりに、信号全体に効くバンドパスフィルターを持っています。
Q. ゲインは連続可変ではないの?
違います。マニュアルの記載は「-12dB〜+12dB(2〜3dBステップ)」で、製品概要は「5段階のブースト」と表現しています。p.8のパネル図に刻まれている目盛りは0/2/4/6/9/12です。
Q. Qは自分で設定できる?
550A・550Bのどちらのコントロール一覧にも、Qを操作する項目はありません。マニュアルはプロポーショナルQを、ブースト/カット量に応じて自動で帯域幅が変わる仕組みとして説明しています。
Q. Analogを切ると何が変わる?
本文の説明は「アナログモデリングのOn/Off」です。p.7のインターフェイス図では、このスイッチに「ノイズとハーモニクスをOn/Offする」という注記が付いています。EQカーブ側はIn、色付け側はAnalogと、独立して切れます。ただし現行ガイドの初期値はOff(p.12の本文とAppendix A・Bの3か所すべて)なので、現行では「切ると何が変わるか」より先に「入れると何が足されるか」の話になります。2011年版ガイドでは初期値がOnで、買ったままの状態でノイズとハーモニクスが乗っていました。



選択肢が少ないEQは、初心者向けという意味ではありません。「この点しか選ばせない」と決め切った設計です。迷う余地を削った代わりに、選んだ点では強く踏み込める。そういう道具です。
まとめ
- 550Aは3バンド×5点=15点、550Bは4バンド×7点=28点。550Bは下30Hz・上20kHzまで届き、550Aは信号全体に効くバンドパスフィルターを持つ。
- ゲインは-12〜+12dBの2〜3dBステップで、p.8のパネル図の目盛りは0/2/4/6/9/12。Qを操作する項目はコントロール一覧に無く、マニュアルはゲインに連動して自動で変わるものとして説明している。
- InでEQだけを切ってもアナログモデリングは残るため、色付け専用として通す使い方が仕様として用意されている。ただし現行ガイドのAnalogは初期値Off(2011年版はOn)なので、その使い方をするにはAnalogを自分でOnにする。
- 初期値は2011年版と現行ガイドで7項目が違う。現行の値は550AのMid 0.4kHz/High 5kHz、550BのLow 30Hz/Low Mid 75Hz/High Mid 1.5kHz/High 2.5kHz、そしてAnalogがOff。本記事は現行ガイドの値を採り、2011年版の値を併記した。
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公式製品ページ:Waves API 550





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